2008年06月15日

巨人

野球の巨人軍、ジャイアンツのことです。
私も大昔はジャイアンツのファンでした。
その当時は、巨人が試合に負けるとご飯も食べたくないほどの入れ込みようでした。
今は、野球を見なくなってしまい、巨人というよりも野球そのものへの興味を失いつつあります。
従って、今では、巨人が勝とうが負けようがどうでもよく、非常に冷静に試合を見ることができます。

それに対し、私の家族は野球が好きです。
特に、巨人が大好きです。
ですから、巨人戦の放送がある時には、必ずと言っていいほど巨人の試合が映っています。
巨人戦の放送はだいたい夜の7時くらいから始まります。
ちょうどその頃は、我が家の夕食時です。
必然的にみんな巨人戦を見ることになります。

それにしても、今年も巨人は弱いですね。
私も熱狂的ファンだった時代がありますから、同じようなファンの方の悲しみや苦しみは理解できます。
最近の巨人を見ていて感じたことがありますので、書いてみたいと思います。

まず、なぜ巨人はあれだけのスター選手を擁しながら、得点力がないのでしょう?
それが第1の疑問として浮かんできます。
巨人は、全球団中でもお金持ちですから、他球団から主力級の選手を引き抜くことができます。
現に、いままでそういうことをしてきています。
清原、ペタジーニ、小笠原、ラミレス、・・・・。
しかし、彼らが満足な活躍をしている(あるいはしていた)と言えるでしょうか?
残念ながら私はそう思いません。
彼らスター選手は、もらった年俸に見合うだけの働きをしていないと思います。
だから、巨人は結果を残せていないんだと思います。

では、選手が悪いのでしょうか?
そもそも、選手が悪いのであれば、巨人は高いお金を出してその選手を獲得しようと思ったでしょうか?
もちろん、そうは思いませんよね。
いいと思ったから獲得したわけです。
事実、獲得する前までは活躍していたわけです。
そんな彼らが、巨人に入ってからは満足な成績を残していません。
なぜ????
私が思うに、きっとそれは、選手側に問題があるのではなく、球団側に問題があるのではないでしょうか。
つまり、プレーヤーではなく指導・管理者の問題ということです。
ここ数年の巨人が獲得したバッターのタイプを見ると、ほとんどが長距離バッターです。
どうも巨人は、ホームランバッターばかりを揃えたがります。

確かに、全員がホームランを打てる打線というものは相手にとって脅威です。
それが、狙い通りの働きをした時には、無敵の強さを誇ることでしょう。
しかし、現実問題としてそんなに思い通りになるはずはありません。
4番バッターばかり揃えようとすると、選手間でライバル心が芽生えます。
それがお互いを切磋琢磨しようとする方向にだけ働けば最高ですが、アマチュアと違ってプロはそう甘くはありません。
そのライバル心が、やがてはねたみや猜疑心に変わって、まとまりのないばらばらなチームになっていくのです。

本来、1から9番の打順には意味があると思います。
トップバッターは足の速さを生かして、なんとか塁に出ることを考えます。
2・3番は最低でも走者を2塁→3塁へと進めます。
そして、4番はその走者を本塁に戻して得点につなげるのです。
最低でも犠牲フライ、できればホームランを打ちたいところです。
こうして、それぞれが役割を分担し、お互いに期待することによってチームワークが生まれていくんだと思います。
しかし、すべてが4番打者だと役目はみな同じです。
活躍するためには、他の選手を押しのけてでもということになってしまいます。
これでは、チームとして機能するのは難しいでしょう。

巨人の指導者採用にも問題があります。
巨人の監督はもとより、コーチ陣のほとんどは、巨人の生え抜きです。
現役時代をずっと巨人で過ごし、引退した後は、コーチ・監督としてチームに残ります。
同じチームにすっといるので、チームのことをよく理解していると思いますが、はたしてそれが指導者としての第1条件なのでしょうか?
もちろん、そんなはずはありません。
監督やコーチはどれだけ「引き出し」を持っているか?それが一番大事だと思います。
「引き出し」=指導のノウハウ、技術の豊富さ、戦略の多彩さ、人事管理の妙などです。
これらが優れていれば、生え抜きであるかどうかは問題にならないと思います。
しかし、なぜか巨人はその「純血」にこだわるのです。

ドラフト制度のない時代、巨人はその豊富な資金力に物言わせ、有望選手を独占しました。
そして、前人未到の9連覇を成し遂げたこともあったのです。
その時の記憶が、巨人上層部の頭の奥深くに染み付いていて、球界盟主という呪縛から心を解き放つことができないのではないでしょうか。

時代は変わりました。
幻想を追いかけていても、それをつかみ取ることはできません。
早く我に返り、周りをよく見て、自分たちに何が欠けているのかを判断しなければなりません。
そこから、本当のチーム作りが始まるのです。
「選手が悪い」
と言っているうちは、同じ過ちを繰り返すばかりです。

今後の展開に期待します。
それでは。
posted by onaji_chorui at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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