2008年05月07日

スーパーアグリに欠けていたもの

足りないものだらけっていう落ちはなしです。
マシン開発に関わるリソースが不足していることは、初めからわかっていました。
というより、ゼロからのスタート。
生まれた間もないチームですから仕方がないと思います。

経験も当然そうです。
初めから3回目だという人は存在しません。
あのフェラーリやマクラーレンだって、最初はスーパーアグリのようだったと思います。
経験がないことを嘆いても仕方ありません。
チームとしての経験はどうしようもありませんが、個人の経験なら手に入れることが出来ました。
F1経験を持っているスタッフを招き入れればいいのです。
これは、スーパーアグリだけでなく、多くのF1チームが行っていることです。

いくら、新しいチームといえど、ずぶの素人ばかりではどうにもなりません。
やはり、F1の経験を持つ人がそうでない人を引っ張っていくしかありません。
それが、鈴木亜久里代表であり、ダニエル・オーデットであり、佐藤琢磨の仕事でした。

結局、スーパーアグリF1チームは2シーズンと少しを戦い抜きました。
この2年間は比較的、目標通りに成長してきたと思います。
ただ、底辺から抜け出すことは比較的容易でも、中段以上に上がるのは至難の業でした。
それをやるためには、すべてをどん欲に求めなければなりません。
本当にすべてを・・・・。
資金、スタッフ、ファクトリー、スポンサー、ドライバー、人脈、信頼、政治力。
どれも一朝一夕に手に入るものではありませんね。
F1撤退の直接原因は資金不足でした。

しかし、なぜ資金が不足したのかを考えるとき、ホンダとの関わり方は重要なキーポイントです。
今日のF1では、メーカー系チームがしのぎを削りあっています。
プライベートチームが付け入る隙はありません。
もし、ホンダが自チームを持たず、エンジンサプライヤーとしてのみスーパーアグリと組んでいたら、事態はまったく変わっていたでしょう。
スーパーアグリが上位チームになっていたかはわかりません。
でも、こんなに早くF1撤退ということにはならなかったはずです。
そういった意味では、スーパーアグリに欠けていたものとは、メーカーの確かな後ろ盾だったのかもしれません。
それでは。
posted by onaji_chorui at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | Weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/97151312
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。