2008年06月01日

のど自慢

NHKのど自慢って見たことありますか?
日曜日のお昼頃に放送している番組です。
私、好きな番組はいろいろあります。
でも、この番組ほどに嫌いなものはありません。

見る方によっては、「面白い」であったり、「微笑ましい」と感じる番組なのでしょう。
私もそういう側面があることは認めます。
しかし、私がこの番組を嫌いな理由は別なところにあります。

NHKは公営放送です。
衛星放送ってありますよね。
あれを始めたのがNHKだということをご存知ですか?
離島などの遠隔地や難視聴地域、いわゆる「電波過疎地」をなくすために始めたのが衛星放送でした。
つまり、日本全国津々浦々、どこにいてもNHKが見られるようにとの配慮からです。
視聴者すべてを平等に扱おうということですね。
これは、NHKの考え方がいい方向に出た事例です。

で、私が嫌いなのど自慢です。

ここで、のど自慢のシステムを簡単に説明します。
まず、土曜日に予選会を行います。
この予選を通過した方のみが、日曜日に行われる本戦に出場できるのです。
そこでは、歌の上手さに応じて鐘の音が鳴らされ(上手なほど鐘の音が多い)、本当に上手な方にはたくさんの金の音が鳴らされ「合格者」と呼ばれます。
そして、その「合格者」の中から「今週のチャンピオン」が選ばれるわけです。
こうやって書くと、どこにでもありそうな番組構成ですね。
しかし、NHKは他とは違うのです。
のど自慢を見ているとあることに気付きます。

「なぜ、この人が予選を通過できたのだろう?」

どう聴いても、上手とはほど遠い。
そんな人が複数います。
一方で、「合格者」になる人は上手な人ばかりです。
いったいなぜ、お世辞にも上手とは言い難い人が、予選を通過できるのでしょうか?
もし、歌の上手な人の中から一番を選びたいのなら、うまいと思われる人だけ予選を通過

させればよいのです。
通常、予選とはそういうものです。
しかし、そういう考え方に当てはまらない人も予選を通過し、本選に出場しています。
ここに、私の嫌いなNHKの考え方があります。
最終的に選ぶ「今週のチャンピオン」は、あくまでも一番上手な人です。
しかし、NHKは民放とは違うというところを見せたいのでしょう。
あえて、子供やご年配の方、歌は上手ではないが振りが派手な人を織り交ぜて面白くしているつもりなのです(これを、上に書いたように、面白いとか微笑ましいと感じる方もいるでしょう。どなたかがそう感じることに対して異議を唱えるつもりは毛頭ありません。それはその人の自由ですから。)。
私に言わせれば、中途半端なのです。
本当に優秀さを競わせたいのなら、そのようにすればいい。
おもしろさを追求したいのなら、お笑い芸人のような人ばかりを予選通過させればいい。
それをどれも同時にやろうとするから、中途半端に見えてしまうのです。
もし、いろいろなタイプの出場者を予選通過させるのなら、「今週のチャンピオン」にも様々な人がいていいはずです。
一番動きが派手だった人とか、一番音程を外した人とか。
しかし、そうはなっていません。
あくまでも「今週のチャンピオン」は一番上手だった人です。
私は、このように番組の目的と過程の乖離が嫌いなのです。

嫌いな点はもう1つあります。
それは、司会のアナウンサーに関してです。
先に書いたように、出場者にはいろいろなタイプの人がいます。
それらの人を大きく分けると、次の3つの分けられると思います。
1.歌を聞かせたい人
2.ウケを狙っている人
3.それ以外の人
いろいろなタイプの出場者がいるにもかかわらず、アナウンサーの対応は一辺倒です。
1.の歌を聞かせたいと思っている(自分の歌に自信がある)人ばかりなら、紳士的な物静かな対応だけでもいいのかもしれません。
しかし、ウケを狙おうとして出ている人にまで、物静かな対応はどうでしょう?
せっかく出場者が会場を盛り上げようとしいる(実際に盛り上がっているかどうかは別問題です)のに、アナウンサーが冷静な対応をして会場の雰囲気を静めようとしているようにさえ見えてしまいます。
司会者としては、そういう出場者の気持ちを汲み取り、自らもバカになって一緒に盛り上げる努力をするべきだと思います。
そしてもし、幼児の出場者と話すときは、
「どこからきたんでしゅかぁ〜?」
なんていう風に赤ちゃん言葉で話すくらいしていいと思います。
一応、アナウンサーも自分なりに努力しているようには見えます。
でも、その努力が中途半端です。
なりきっていない、徹していないのです。
きっとその背景には、

「自分はNHKのアナウンサーである」

というプライドがあり、バカになったり、赤ちゃん言葉で話すことの妨げになっている気がします。

結局、どちらにしても中途半端、これに尽きます。
もし、そういう部分が変われば、私にとっても興味がわく番組になるかもしれません。


・・・・ところで、
ここまで読んでくださった方の中には、ある疑問がわいているかもしれません。

「なぜ自分の嫌いな番組の内容を知っているのか?」
「嫌いなら見ないはずでは?」

と。
確かに、その通りです。
私としては見たくありません。
しかし、この番組を放送しているのは日曜日のお昼時です。
そう、ちょうど昼食の時間帯です。
家族が食堂に集まって、お昼ご飯を食べている時なのです。
しかも、私以外の家族はのど自慢が好きです。
私は、仕方なく、付き合わされる形で見ているわでけです。
それで、いやでも内容がわかってしまったのです。
私としては、平日のお昼にでもやってほしいです。
その時私は、職場の食堂にいますから。

なかなか、思い通りにはいかないものですね。
それでは。
posted by onaji_chorui at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | Weblog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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